徹底した減農薬、有機資材の活用で美味しい桃ができました。
何より朝取りフルーツを産地直送で新鮮なままお届けできます。


桃の簡易ハウス(トンネルハウス)の組み立て


トンネルハウス(無加温)について

設置するにあたって、平棚等の補強設備が整っていることが条件です。
通常、よく見かける完全ハウス(密閉度が高い)とは違い、
平棚の上部のビニールを展張するためのアーチとそれを支える支柱が主な構成部材となります。
ハウス設置の目的は収穫時期の前倒し(約1週間)です。加温して収穫をかなり早めるハウスもありますが
油をたくさん食った桃を作る気持ちは毛頭無いので作業・収穫上、1週間早いだけで十分なのです。

当園では、平棚を設置しているのでそれを基に説明していきます。

平棚下部の組み立て作業
支柱底部の受石作成 (2010年1月22日)
型枠の牛乳パック支柱底部の受石を作ります。支柱パイプカットした残り
 が、その前に自分の園の棚面の高さに合わせて支柱をあらかじめ切断しておきます。

ほかに、支柱を長めにしておいてしておいて設置する際に設置場所で高さを確認して1本1本切断していく方法もありますが、かなりの時間がかかります。
私の場合はとてもそこまでする余裕も無いため、いろんなところの高さを確認したうえで185センチで一律に支柱をカットしました。もちろんかなりの時間短縮

● 受石の作成セメントを牛乳パックですくって、それに支柱を差し込む
受け石は家でいう基礎です。これが無いと支柱がどんどん地面に突き刺さってハウスを支えきれなくなります。
受け石はセメントでできた既製品もありますが、買うと1個500円以上も・・・数も数なので自分で作成。超簡単、低価格です。

牛乳パックを半分に切ったものを型枠にして、その中に練ったセメントを入れて、支柱を差し込んで後は、待つだけです。作業終了♪
私はもっと簡単に牛乳パックでセメントを一杯になるまですくって、その中に支柱を差し込む。簡単でしょ?

もちろんしっかり作りたい方は他の大き目の枠を探して作成もいいでしょう。
アーチを乗せる直管パイプの設置。 (2010年1月23日)
水糸パイプをバンドで留める基準となる一番最初の列は水糸をピーンと張って直感がまっすぐに設置できるようにします。

あとは、水糸にしたがってパイプをつなぐのみ

2本目からは既に設置した直管から等間隔に平行にパイプを配置していけばOK.

最後に、棚の番線とパイプをハウスバンドで止めて完了です。
直管パイプ設置完了
アーチの設置箇所のマーキング (2010年1月24日)
天頂パイプを大体の位置に・・・昨日、設置した直管パイプにアーチをハウスバンドで止めていくわけですが、その前に棚上にアーチの天頂にくる直管パイプを大体の位置に乗せていって不足が無いかを確認。ぴったりでした。

● アーチ設置位置のマーキング
直管パイプに等間隔でマーキングをしていきます。今回の配置間隔は75センチです。バカ棒?
板にマジックで75センチがわかるようにマークして定規がわりに。これを俗称、バカ棒と呼ぶようです。バカでもちょんでも簡単に計れるからか?
この棒をどんどんずらしながら、延々と単純作業するわけです。
今回は51メートルのハウスが6列並ぶことになるので、7列の直管に印をつけていきます。1列あたり約65箇所のマーキング。
全部で〜 考えるだけで疲れそうです(笑)
おまけに上を向いての作業で首は痛くなるし顔も日焼けしました。ヒリヒリ・・・
支柱の設置 (2010年1月25日〜27日)
支柱と直管の接続金具設置の前に、あらかじめ支柱パイプと棚面の直管パイプをつなぐ金具を取り付けていきます。
突き上げ棒であらかじめ高さ調整
● 支柱の設置

とにかく、支柱がハウスを支えればいいので支柱の高さはいい加減でもかまわないのですが、
できるだけハウスは水平の方がいいので、まずは突き上げ棒で直管をおよそ水平になるように持ち上げておきます。

そのあとに、支柱パイプを 立てる場所に仮においてみてあとは地面を掘り下げて、直管とつないだときに突き上げ棒で調整した高さになるようにやっていきます。(右写真)

なかなか、きっちり水平にはいかないです。
ま、できるだけです。

数年するとどうしても支柱が少し土に埋まってしまうみたいなのでそのときは再度調整要ですね!

とりあえずの設置完了インパクトドライバーで一気に



最後に、取り付け金具をドライバー等でしめていきます。

私の利用したのはインパクトドライバー。プラスのドライバーとレンチで仕事もスムーズ♪


プラスドライバーとボックスレンチ98箇所、それぞれねじとナットの締め付けで30分少々で終了。これを手でいちいちやってたら楽に半日仕事。
天井アーチの設置 (2010年1月28日〜2月4日)
配ったアーチパイプを留めていくバンド取り付け終了● アーチパイプの配布
まずは、アーチパイプの片方だけを取り付け位置に1本1本置いていきます。何も考えずに雑念だらけ(笑)の単純作業。

次に、バンドでアーチ下部をパチパチ留めていきます。





反対側のアーチを差し込んで持ち上げる● アーチの立ち上げ
アーチは2本で構成されます。
既に設置したアーチの反対側にもう1本の対になるアーチを差し込んで、差し込んだ側のアーチの下を支えながらアーチ全体を持ち上げて手で支えているアーチ下部を棚面の直管にバンドで結束してやると天井アーチ一丁できあがり!

脚立なんか必要なし。安全で早いです。

恐れていたことが・・・

作業中にアーチパイプの圧力に耐え切れなくなって直管パイプを押し広げてしまった。
アーチが棚面の直管を押し広げるのを防ぐために
対策としてアーチを支える棚面の直管を約2メートル間隔で番線でつないで広がらないようにした。(右写真)




アーチの組み立て完了

アーチの立ち上げ完了(左写真)

苦労はありましたが何とかここまでこぎつけた










突っ張り・・・別にぐれてませんけど●アーチ端の突っ張り支え
ハウスの一番端にハウスのたてゆれ(ずれ)を押さえるための支え補強をアーチ天井の直管パイプを取り付ける前に設置。
まずは天井直管の取り付けをスタートする側だけでOKです。(右写真)

天井直管を取り付ける際、直管パイプをしっかりつなぐため結構しっかり押し込むのでハウス端の支えが無いとアーチ全体がゆがんでしまう。

● アーチの直管設置
アーチと天井直管をバンド結束アーチの突っ張り補強をした側から天井直管パイプの取り付けをしていきます。
左写真のバンドでパチパチとめていきます。

各アーチの天井側での間隔は目測です。あとであまり広いとか、狭いとかの場合は、終わったあとで調整です。アーチ天井の直管設置

アーチパイプは2本のパイプで構成されていて、よれていることも多いので、この時点でよれを確認修正してからバンドで留めていったほうが、あとが楽です。


直管が向こう側まで到達したら、スタート時に使った同じ金具でアーチと連結。

2メートル用アーチ


2Mアーチが到着。2Mアーチの設置完了
1本なので設置も簡単。








アーチの補強 (2月5日〜2月7日)
● アーチの補強

・天頂を番線でひきつけておきます天井直管を番線でひきつける


ハウスの端はパイプで補強はするもののそれでも強風などで天井の直管が抜けてしまうことがあります。
抜けると再度つなぐのはかなり困難。
それを避けるため、あらかじめ番線でハウスの両端をつないで引き寄せておきます。

左写真は張線器で番線をピーンとした状態にしているところです。

あとは、番線がダラーンとしないよう所々ハウスバンドにはさんでおけばOKです。





突き上げ下部の十字キャップ

・突き上げの設置

棚面からアーチ天頂に向けてツッパリのパイプを4Mおきに設置していきます。
右写真は突き上げパイプが棚面の番線を受けるための十字キャップ。
ただ、何もしないとキャップの中に雨がたまってパイプがさびてしまうのであらかじめキャップの底をグラインダーで削って穴があいた状態にしておきます。水抜きです。(キャップは写真の逆さの状態で使用)
突き上げ設置



突き上げいっちょあがり
突き上げの設置状態(左写真)

そのあとに突き上げが外れたりずれないように番線で天頂のパイプと棚面の番線とをしっかりつなぎます。(右写真)









最後にハウス両端の突き上げパイプを設置。
パイプの長さを調整
端は何かと力がかかりやすいところなので、地面から直接アーチを支えてやります。端の突き上げ完成

必要なパイプの長さを現地あわせで確認してカット。

金具でもってつないであげれば完成

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